脳を納めた頭部は脊柱(背骨)に支えられていますが、その脊柱をがっちり受け止めて両下肢(両脚)へ体重を分配しているのが骨盤です。
城に例えれば石垣のような基礎部分、石垣に安定がなければ城が傾くのは当然です。
骨盤は大切なからだの礎(いしづえ)です。
からだを側面から見た骨盤の前傾や後傾だけでなく、正面あるいは背面から見た骨盤の状態も見逃せません。
骨盤の状態に応じて脊柱(背骨)の状態が変わります。当然、姿勢も変化します。
立っていても座っていても骨盤は常に体を支えていますし、また脊柱(背骨)や下肢(脚部)を安定させたり、動かしたりする多くの筋肉が骨盤に付着しています。
骨盤を整えることは全身を整えるために不可欠と言えます。